つくってわかるはじめてゲームプログラミングが発売!海外レビューサイトの評価を紹介

本日(6/11)、「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」が発売されました!

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」は英語圏では「Game Builder Garage」という名前で発売されており、早速海外でもレビューされています。

本記事では、つくってわかる はじめてゲームプログラミング」に関する「Metacritic (メタクリティック) 」のレビューを紹介していきたいと思います。

※「Metacritic (メタクリティック) 」はゲームや音楽等のレビュー収集サイトです。

海外の批評家は「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」
をどう評価しているのでしょうか?

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」の購入を悩んでいる方は是非最後まで記事をご覧いただければと思います!

総合評価

早速ですが、メタスコアは79点(一般的に好意的なレビュー)となっています。
※5段階評価中、上から二番目の評価
※18個の評論家のレビューのうち14個が肯定的、4個が賛否両論

シリーズ化されていない初物のタイトルとしては十分高評価であると思います。

同日に発売された「ラチェットアンドクランク リフトアパート」のメタスコアが89点と高得点なのは、同シリーズの古参ファンが批評家の中にいるからだと考えています。

100点満点をつけている評価者がいるのには驚きます!

海外のレビューサイトの評価・批評を紹介

それでは、海外のレビューサイトの評価・批評を紹介していきます!

PCMAGの評価

PCMAGの評価は90点!

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」は、ビデオゲームを簡単に作るためのツールとガイダンスを提供する、非常にパワフルで親しみやすいゲーム開発ソフトウェアです。

長所

・パワフルで洗練された
 3Dゲーム開発エンジン
理解しやすいビジュアルコーディング言語
・徹底した親切な
 チュートリアル教育的な課題

短所

コミュニティハブがない
ワークスペースがすぐに散らかってしまう

理解しやすいビジュアルコーディング言語(補足)
ビジュアルコーディング言語とは子どもや初学者向けに発展したテキストでのコーディングが不要なプログラミング言語です。
プログラミングに必要な要素(このゲーム内ではノノードンと呼ばれる)をグラフィカルにパーツ化し、組み合わせていくことで処理を記述します。
※ドラッグ&ドロップによる操作が基本となります。

●チュートリアルと教育的な課題について

プレイヤーが「ビジュアルコーディング言語」を行うにあたって、チュートリアルやチュートリアルの合間にある課題をクリアしていくことで操作方法の定着が可能。

チュートリアルが優れているので安心してゲームを始められると思います。

幸いなことに、「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」のチュートリアルは、これまでに試したゲーム開発ソフトの中で、率直に言って最も優れている。

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」には、1時間程度の長さの7つのインタラクティブなチュートリアルが用意されており、複雑なゲームのサンプルを段階的に学ぶことができます。
最初のレッスンでは、ゲームの世界にオブジェクトを追加したり、ボタンが動作するようにしたりといった基本的なことを学びます。
後半のレッスンでは、3D空間でのカメラの位置や、特定の条件を満たすとシーケンスが起動するといったコンセプトが紹介されます。
迷子にならないように、愉快なパートナーが励ましてくれます。

チュートリアルの合間には、簡単なチェックポイントテストがあります。

引用:Game Builder Garage (for Nintendo Switch) Review

●コミュニティハブがない

IDを友人と共有することでゲームを共有できる仕組みのため、見ず知らずの人のゲームを見たり・プレイしたりすることはできません。

外部のSNS(Twitterとか)を通してIDを共有する必要があります。

まぁ、Nintendoがコミュニティを用意してくれなくてもSNSを使えばいいわけなのでさほど問題にならないと思います。

今の時代、いくらでも共有のための手段はあるはずです!

それらのゲームは、すでにクリエイターと友達になっていないと簡単には遊べません。
また、任天堂はオンライン機能の導入に消極的だという批判がありますが、ここでもその傾向が見られます。IDを友人と共有することで、お互いのゲームを見たり、遊んだり、コメントを残したりすることができます。
しかし残念なことに、世界中の見知らぬ人のゲームを誰でもプレイできるような、包括的なコミュニティハブはありません。
これは、「スーパーマリオメーカー」から一歩後退した、大きな機会損失です。友達同士で遊ぶゲームは、すでにモデレートされているので、この制限は理解できません。
この記事を書いている時点では、まだオンライン機能を十分に試すことができていませんが、外部のプラットフォームで自然にコミュニティが生まれることを期待しています。

引用:Game Builder Garage (for Nintendo Switch) Review

●ワークスペースがすぐに散らかってしまう
ノードンをいっぱいつなげてフローを作っていくとワークスペース(黄色い画面)がすぐとっ散らかってしまうことをマイナス点として述べています。

これもしょうがない問題だと思います。
そうならないようにノードンを整理したり、
重複のないフローを作っていくしかないと思います。

ワークスペースを綺麗に使うようにしていくのも
プログラミングの勉強の一つだと思っています。

ノードンシステムは、使いやすさとパワフルさのバランスを巧みにとっています。
SwitchのドックにUSBマウスを接続すれば、よりスピーディな編集作業が可能になります。
しかし、ワークフローを整理するために設計されたノードンを使っても、画面上にブロックがたくさんあると、ワークスペースが散らかってしまいます。

引用:Game Builder Garage (for Nintendo Switch) Review

ノードンシステム 引用:PCMAG


VIDEO CHUMSの評価

VIDEO CHUMSの評価は75点

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」は、ゲームプログラミングの基礎を楽しく学べる、わかりやすい学習ツールとなっています。
しかし、コンソール機でゲームを作成するためのもっと包括的で強力な方法があるはずです。

引用:VIDEO CHUMS

長所

・子どもがプログラミングを学ぶのに
 最適なツール。
・任天堂の愉快な魅力がたくさんある
・面白いゲームが作れる

短所

・コミュニティレベルは、パスワードシステムによって不必要にロックされている
・創作活動が不必要に制限されている
・チュートリアルにはペース配分が必要

長所については取り立ててコメントすることはありません。
レビューの通り、子どもがプログラミングを学ぶための最適なツールだと思います。

短所について、筆者の意見とともに紹介します。

●コミュニティレベルは、パスワードシステムによって不必要にロックされている

インターネットにゲームを公開した際に発行される「ゲームID」があれば誰でもそのゲームをプレイしたり、アレンジしたり公開したりできます。

公開したゲームをプレイしたりするのに必要な「ゲームID」を公開する仕組みがNintendo Onlineの中には無く、外部のSNSに頼らなければならないことに対してコミュニティハブがないという指摘をしていると思います。

『Nintendo Onlineの中で完結し、かつ「ゲームID」を知らなくても他の人の作品を自由に遊べるようになればいいのにな〜』という意見だと理解しました。

筆者も全くその通りだと思います。ちょっと惜しい!

最後に、コミュニティ共有の仕組みについて触れておきましょう。
基本的には、Switch同士のローカル接続やオンラインでゲームを共有することができますが、作品をダウンロードするためにはパスワードが必要です。
ゲームビルダーガレージでは、人気の作品が紹介され、簡単にダウンロードできるコミュニティハブがないと、ゲームを完成させてもやりがいがないので、この点が虚しいですね。

引用:VIDEO CHUMS

●創作活動が不必要に制限されている

1つのゲームで使えるノードンの上限数が512個です。
そのため、本格的なゲームを作るためには心もとないという言説です。

本格的なゲームを作りたい人には少ないかもしれませんが、プログラミングの勉強用途としては十分なノードン数だと筆者は思います。

また、実際にゲームを作るとなると、必要以上に制限があることもお伝えしておきます。
まず、1つのゲームが作れるのは512ノードンまでなので、本格的なゲームは作れず、一口サイズのゲームしか作れません。
「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」は学習ツールとしての性格が強いので、それはそれで構わないのですが、本格的なインディーゲーム制作ツールとしては期待しない方がいいでしょう。

引用:VIDEO CHUMS

●チュートリアルにはペース配分が必要

チュートリアルがプログラミングの知識を持っている人にとっては長いというコメントが出ていますが、「チュートリアルを受けるのなんて最初だけなんだから黙って受けなさい」と筆者は思ってしまいます。

また、このゲームをプレイする人の大半がゲームプログラミング初心者であることが想定されるため、チュートリアルを手厚めに行うことは大切だと思います。

プログラミングの基本的な知識を持っている人にとっては、このチュートリアルはかなり退屈なものになるので、何らかのペース設定があればよかったと思います。
例えば、中級者向けの設定にすることで、くだらない会話を飛ばしたり、繰り返しの指示や不要な指示を省いたりすることができれば、チュートリアルの単調さがかなり解消されると思います。

VIDEO CHUMS

nintendolifeの評価

nintendolifeの評価は70点

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」は、
恐ろしくパワフルなゲーム制作ツールですが、いくつかの制限要素があります。
オブジェクト作成ツール(とピラミッド)がないため、ほとんどのゲームはゲーム制作スイートで作られたようなものになってしまいます。
しかし、可能なことが非常に多いため、尻込みすることはありません。
また、ゲームの作り方を教えてくれるチュートリアルも充実しており、
USBマウスをサポートしているのもありがたい。
このソフトを使ってSwitchユーザーが作れるゲームの半分も想像できないかもしれませんが、次世代のゲーム開発者の普及に貢献してくれることは間違いありません。

引用:nintendolife

長所

USBマウス対応
・丁寧でテンポの良いチュートリアル
・圧倒的な可能性を秘めている
・コンセプトの理解を深めるための追加課題

短所

・複雑な機能には適切な
 チュートリアルがない
モデルエディタがないため、すべてが
 一般的なビジュアルになってしまう
・3D空間での編集ができない

●USBマウス対応
Q&AにUSBマウスの使用方法についての案内があるので気になる方はご一読ください。
マウスがあることで編集の効率性が高くなっています。

●複雑な機能には適切なチュートリアルがない
チュートリアルの中で全ノードンを説明できないのはしょうがないと思います。

試行錯誤したりググったりコミュニティで質問したりして解決していくしかありません。
それもまたプログラミングの勉強だと思います。

レッスンで紹介されていない多くのノードンは、すべてのレッスンを終えた後に表示されるボーナスパズルの中にいくつか含まれています。
しかし、ほとんどのノードンには説明がなく、手探りでの作業になるでしょう。
ノドンの解説は「ノドペディア」に掲載されているので、そちらも参考になるのですが、テーラーメイドのレッスンでの使用例がないのが残念です。
自分で言うのもなんだが、「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」にはもっとチュートリアルがあってもいいのではないだろうか。

引用:nintendolife

モデルエディタがないため、すべてが一般的なビジュアルになってしまう

ゲーム内で使用するオブジェクト(画像)をありもののサンプルの中からしか選べないため、オリジナリティの低い見た目になってしまうとの指摘です。

このゲームの目的(プログラミング教育)を考えるとモデルエディタまでは必要ないような気がします。

カスタムモデルエディタがないため、
すべてゲーム内のサンプルを使用するしかありません。
ちょっとした工夫で、特定のオブジェクトを組み合わせることはできますが、エイリアン、ゴルフボール、イエティなどのファンシーオブジェクトを除いて、基本オブジェクトは箱、円柱、球だけです。

引用:nintendolife

3D空間での編集ができない
原文を紹介しませんが、プログラミングの初心者向けとしては、
3D編集機能は全く必要ないと思っています。

最後に

海外の評価サイトを3つ紹介させていただきました。

上級者目線、プロ目線のきつい意見もありましたが、
概ね高評価なので安心してプレイできると思います。

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」はプログラミング教育を変えられるポテンシャルを持っていると思うので、今後が楽しみです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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